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海岸を見下ろす丘の斜面から眺めた桜井二見ヶ浦の夫婦岩と鳥居

糸島の見どころ

写真だけの立ち寄りを、充実した一日に変える13の場所と寄り道。

糸島には一つの中心地も、名所のチェックリストもありません。楽しみは半島、農地の広がる平野、連なる山々に散らばり、季節とともに移り変わります。夏はビーチ、11月は燃えるような楓、寒い季節は牡蠣。以下の各ガイドでは、何をするか、車がある場合とない場合の行き方、どのツアーに含まれるかを紹介しています。さらに、福岡と、海岸沿いに唐津へ足を延ばす二つの気軽な寄り道も加えました。

サンセットコースト

海岸沿いの道の上から眺めた桜井二見ヶ浦の夫婦岩と白い鳥居 サンセットコースト

桜井二見ヶ浦

夫婦岩と白い鳥居

大きなしめ縄で結ばれた二つの岩が沖合約150メートルに並び、浜には白い鳥居が立っています。糸島を象徴する風景で、いちばん美しいのは夕暮れどき。とくに夏至の頃には、夕日が二つの岩の間に沈みます。

糸島・二見ヶ浦近くの海岸道路沿いに立つヤシの木と海辺の小道 サンセットコースト

サンセットロードと海辺のカフェ

カフェ、ブランコ、フォトスポットが続く海岸道路

サンセットロードは半島の北西海岸に沿って、ビーチやサーフポイント、海の見えるカフェ——PALM BEACH、ロンドンバスカフェ、ざうおとヤシの木ブランコ——をつないで走ります。SNSでおなじみの糸島で、車や自転車でゆっくり巡るのがいちばんです。

遊覧船の船首から見た芥屋の大門の洞窟内部の玄武岩の柱 サンセットコースト

芥屋の大門

船で入る玄武岩の大聖堂

半島の西端で、六角形の玄武岩の柱が連なる高さ64メートルの断崖が玄界灘からそそり立ち、深い洞窟が口を開けています。海が穏やかなら、芥屋漁港から出る小さな遊覧船が洞窟の中まで入ります。森の中の短い遊歩道を歩けば、上の展望台にも行けます。

丘の上から眺めた糸島・野北海岸の長く白い砂浜 サンセットコースト

ビーチとサーフィン

白い砂、サーフポイント、鳴き砂

糸島の北海岸は外海の玄界灘に面し、長く白い砂浜と澄んだ海、そして福岡でもっとも安定した波があります。野北はサーファーのビーチ、芥屋は定番の海水浴場、姉子の浜は踏むとキュッと鳴る砂で知られています。

山・滝・お寺

糸島の山の森の中、岩肌を白い糸のように広がって落ちる白糸の滝 山・滝・お寺

白糸の滝

山あいの涼しい滝と、そうめん流し

町の背後の山の高みで、白糸の滝は岩肌を約24メートル流れ落ち、木陰の谷へと注ぎます。夏には家族連れが竹の樋を流れるそうめんをすくい、ヤマメ釣りを楽しみます。初夏には小道沿いにアジサイが咲きます。

雷山千如寺の境内に枝を広げる大楓 山・滝・お寺

雷山千如寺大悲王院

大楓と、見上げるほどの観音像

雷山千如寺大悲王院は雷山の中腹にあります。見どころは、11月に真っ赤に色づく樹齢約400年の大楓、高さ5メートル近い木造の千手観音、そして斜面に並ぶ小さな石の羅漢たちです。

立石山から眺めた芥屋の海水浴場、漁港と糸島の海岸 山・滝・お寺

立石山・可也山ハイキング

短い登りで、雄大な海の眺め

糸島でいちばんの眺望が得られる二つの低山。立石山(209m)からは芥屋の海水浴場と岬を真下に見下ろせ、「糸島富士」と呼ばれる可也山(365m)は半島の真ん中にぽつんとそびえます。どちらも午前中だけで登れます。

食・クラフト・歴史

金網の上に並んだ殻付きの牡蠣 食・クラフト・歴史

冬の牡蠣小屋

漁港で自分で焼く牡蠣

10月下旬頃から3月まで、漁協が牡蠣小屋を開きます。簡素な小屋やテントで牡蠣をキロ単位で買い、炭火やガスで自分で焼いて食べるスタイルです。主な漁港は岐志、船越、加布里、福吉。糸島の冬の風物詩です。

JA糸島の農産物直売所・伊都菜彩の建物 食・クラフト・歴史

直売所・塩・クラフト工房

農産物直売所、海辺の製塩所、つくり手たち

糸島は福岡の台所です。野菜、魚、豚肉、卵が毎朝、巨大な直売所・伊都菜彩に並びます。花塩プリンで知られる海辺の製塩所「またいちの塩」、酒蔵、パン屋、点在するクラフト工房を加えれば、いわゆる「名所」なしでもおいしい一日になります。

糸島・櫻井神社の木造の楼門 食・クラフト・歴史

櫻井神社

森の中の17世紀の神社

1632年に福岡藩主が創建した櫻井神社は、高い木立に囲まれ、風雨にさらされた彫刻豊かな社殿が並ぶ静かな神社です。二見ヶ浦から内陸へ2キロ、あの夫婦岩もこの神社の一部。にぎやかな海岸とは対照的な落ち着きがあります。

糸島にある伊都国歴史博物館の建物 食・クラフト・歴史

伊都国歴史博物館

古代の伊都国と巨大な鏡

約二千年前、この平野は伊都国でした。中国の史書に、日本列島への玄関口として記された国です。博物館では近くの平原遺跡から出土した国宝を展示しており、日本で見つかった中で最大の銅鏡もその一つです。

福岡とその先

シーサイドももちの浜辺にそびえる福岡タワー 福岡とその先

福岡市

玄関口:屋台、太宰府、花の島

糸島への旅はほぼ必ず福岡から始まります。直通電車で30〜45分。九州最大の都市には、屋台、博多ラーメン、門前町の太宰府、花の島・能古島があり、ホテルの数も桁違いです。

海を見下ろす緑の丘に建つ唐津城 福岡とその先

唐津・呼子

城と松原、透きとおるイカ

糸島へ来たのと同じ鉄道が、そのまま海岸沿いに佐賀県の唐津まで続いています。海辺の城、名高い焼き物の伝統、長く続く虹の松原。その先の港町・呼子では、まだ透きとおっているほど新鮮なイカが味わえます。

車で巡る定番の一日:まず朝いちばんに白糸の滝、続いて雷山千如寺。平野に下りて伊都菜彩と昼食(冬なら牡蠣小屋)。午後は櫻井神社、それからサンセットロードを西へ走って製塩所と芥屋に寄り、二見ヶ浦に戻って夕日を。車がない場合は一つに絞りましょう。バスで二見ヶ浦か、電車で牡蠣か。糸島へのアクセスを見るか、運転はツアーに任せましょう。
旅の計画を立てよう

糸島を、福岡旅行でいちばんの一日に

夫婦岩、サンセットロード、滝、牡蠣小屋は市内から約45分。ただし見どころは点在し、バスは本数が限られます。ガイド付き日帰りツアーやプライベートツアーを比較して、数タップで予約できます。