桜井二見ヶ浦は、糸島の名を広めた風景です。沖合約150メートルの海から二つの岩がそびえ、太いしめ縄で結ばれ、その手前の砂浜には背の高い白い鳥居が立っています。二つの岩は夫婦岩と呼ばれ、大きいほうの男岩は高さ約11.8メートル、女岩は約11.2メートルです。
夫婦岩は近くの櫻井神社の聖地です。岩を結ぶしめ縄は長さ約30メートル、重さは約1トンといわれ、毎年、春の大潮の干潮に合わせた神事で掛け替えられます(例年4月下旬から5月上旬)。伊勢にはもっと有名な夫婦岩があり、あちらは日の出で知られますが、こちらは北西を向いており、夕日の名所です。6月下旬の夏至の頃には、太陽が二つの岩のほぼ真ん中に沈みます。
この浜は「日本の夕陽百選」「日本の渚百選」に選ばれ、福岡県の名勝にも指定されています。門も入場券も閉門時間もありません。
桜井二見ヶ浦の楽しみ方
鳥居と夫婦岩を撮る
定番の構図は、白い鳥居の向こうに二つの岩を重ねるもの。階段を下りて砂浜に立てばローアングルで狙え、干潮時には鳥居にもっと近づけます。晴れた日の日中は海が鮮やかなターコイズ色になり、いちばん明るい表情に。夕暮れにはシルエットになります。
夕日まで待つ
ここでは一年の大半、太陽は海に沈みます。6月中旬から7月上旬頃には岩の間近くに沈み、糸島でいちばん人気の一枚が撮れますが、一年でもっとも混み合う夕方でもあります。冬は太陽がより南西寄り、岬の向こうに沈みますが、光が澄んでいることが多い季節です。
道向かいのカフェでゆっくりする
このビーチはサンセットロードの起点です。PALM BEACH の複合施設とその周辺の店は海岸道路をはさんで夫婦岩と向かい合い、テラス席や撮影用の天使の羽の壁があり、景色とともにシーフードやバーガー、ジェラートを楽しめます。
櫻井神社まで足を延ばす
夫婦岩は、約2キロ内陸にある櫻井神社のものです。車や自転車があるなら両方を訪ねましょう。高い木立の中の神社は、にぎやかな浜とは対照的に静かです。

アクセス
- 車で:福岡市中心部から都市高速と海岸道路を経由して約40〜50分。ビーチの脇に有料駐車場があり、カフェにもそれぞれ駐車場があります。天気のよい週末や6月の夕暮れどきは道路が渋滞するので、早めの到着を。
- 電車とバスで:地下鉄・JR筑肥線で九大学研都市駅へ行き、二見ヶ浦に停まる昭和バス西の浦線に乗り換えます。本数が少ないので、出かける前に最新の時刻表と帰りの最終バスの時刻を確認してください。
- 自転車で:筑前前原駅から片道約14km。電動アシスト自転車なら坂も楽です。糸島へのアクセスをご覧ください。
- ツアーで:福岡発の糸島日帰りツアーのほとんどがここに立ち寄り、滞在は20〜40分ほどです。
現地のヒント
- 出発前に日没時刻を調べ、30〜45分前には着いておきましょう。色がいちばん美しくなるのは、太陽が沈んだあとということもよくあります。
- 鳥居は聖地に立っています。登ったり物を掛けたりせず、岩まで歩いたり泳いだりしようとしないでください。
- 夏の浜には日陰がほとんどなく、冬は冷たい海風が吹きます。帽子や防風の上着を季節に合わせて用意しましょう。
- 厳密にはこの浜は福岡市西区との境にあり、周辺の住所には「糸島」ではなく「福岡」と書かれていることがあります。同じ場所です。
桜井二見ヶ浦のおすすめツアー・チケット
桜井二見ヶ浦と糸島の見どころを手軽に巡るなら、評価の高いこれらの体験がおすすめです。
バス日帰りツアー US$44〜 福岡発:糸島・白糸の滝、夫婦岩と福岡タワー
車なしで糸島を巡るなら、いちばんコストパフォーマンスの高い方法です。バスは朝に福岡を出発し、落差24メートルの白糸の滝と雷山千如寺へ登ったあと海岸へ下り、ヤシの木ブランコ、桜井二見ヶ浦の白い鳥居と夫婦岩を訪ね、最後に福岡タワーに立ち寄ります。
- 山あいの白糸の滝と雷山千如寺
- 桜井二見ヶ浦の白い鳥居と夫婦岩
- 海辺のヤシの木ブランコ、そして福岡タワー
プライベートツアー US$95〜 カスタマイズできる糸島フォトジェニックツアー
ガイドと相談して組み立てる6時間のプライベートツアー。海岸、自然スポット、地元の食から行きたい場所を選び、興味のないところは省けます。送迎があり、糸島の商品の中でも評価はトップクラス。決まったルートのバスツアーに代わる、自由度の高い選択肢です。
- 専属ガイドと、興味に合わせたルート
- 自然スポットと地元グルメの立ち寄り
- 送迎あり
セット日帰りツアー US$50〜 福岡発:糸島、白糸の滝、太宰府と柳川の町
福岡周辺を一日で回りたい人向け。糸島の海岸と夫婦岩、ラーメン休憩、そして太宰府天満宮。糸島専門のツアーに比べて糸島で見られるものは減りますが、この地域で人気の二大日帰りスポットを一度に回れます。
- 糸島のビーチと夫婦岩
- ラーメンの昼食休憩
- 太宰府天満宮




