芥屋の大門は、糸島半島の西の突端にある海蝕洞です。岬全体が柱状節理の玄武岩のかたまりで、溶岩が冷えて六角形の柱の束になったものが、いまは高さ64メートルの断崖となり、その足元に玄界灘の波が間口約10メートル、奥行き約90メートルの洞窟をうがっています。
日本三大玄武洞の一つに数えられ、1966年に国の天然記念物に指定されました。洞窟の入口は陸からは見えません。だからこそ、芥屋漁港から出る小さな遊覧船が人気です。海が穏やかなら、船長が船首を洞窟の中まで入れてくれます。
芥屋の大門の楽しみ方
遊覧船に乗る
船は芥屋漁港から出て、往復約25分。断崖に沿って洞窟の入口まで進み、海の状態がよければ中に入ります。運航は例年3月中旬頃から11月末までで、風やうねりがあると欠航します。欠航は珍しくないので、乗れたら幸運というくらいの気持ちで。料金は手頃です。最新の料金と当日の運航状況は漁港で確認してください。
「トトロの森」を歩いて展望台へ
漁港近くの駐車場から、常緑樹のトンネルを抜ける短い遊歩道が岬の上の展望台へ続いています。映画を思わせることからトトロの森と呼ばれる道です。片道10〜15分で、遊覧船が出ていない日でも断崖と外海を眺められます。
芥屋海水浴場で泳ぐ・散歩する
すぐ隣の芥屋海水浴場は、糸島のビーチの中でも屈指の海水浴場。波の穏やかな白砂の入り江で、夏には海の家が並びます。
立石山に登って上から眺める
ビーチの背後の岩山が立石山です。登りは約1時間で、岬全体を鳥の目で見下ろせます。

アクセス
- 車で:筑前前原駅から約25〜30分、福岡市中心部から約1時間。漁港と遊歩道入口の近くに駐車場があります。
- バスで:筑前前原駅から芥屋行きのバスがあります(約30〜40分)。本数が限られるので、往復とも時刻表を確認してください。
- ツアーで:いくつかの日帰りツアーにトトロの森の散策が含まれ、遊覧船を含むプライベートツアーも一つあります。
現地のヒント
- 当日、船が出るかどうかを電話などで確認しましょう。青空でも海が荒れていて欠航することがあります。
- 船は小さく屋根のないタイプです。しぶきがかかるので、カメラやスマートフォンにはストラップを。
- 展望台への道は歩きやすいものの足元は不整地です。ビーチサンダルではなく、きちんとした靴で。
- 船が運休する冬は、芥屋の代わりに近くの岐志漁港の牡蠣小屋と組み合わせましょう。
芥屋の大門のおすすめツアー・チケット
芥屋の大門と糸島の見どころを手軽に巡るなら、評価の高いこれらの体験がおすすめです。
プライベートツアー 1グループ US$1013〜 福岡発:糸島プライベート寄港地ツアー、昼食と海の洞窟
福岡での送迎が付く、上質なプライベートの一日。白糸の滝、芥屋の大門への遊覧船、新鮮な地元食材の昼食が含まれます。料金は2名までの1グループあたりで、遊覧船は海の状況次第です。
- 白糸の滝
- 芥屋の大門への遊覧船
- 新鮮な地元食材の昼食
バス日帰りツアー US$50〜 海辺の小旅行:九州発 糸島半島1日ツアー
福岡発のガイド付き日帰りツアー。糸島の山側の二大スポット——白糸の滝と千如寺大悲王院——に、トトロの森の散策路と海岸線を組み合わせます。お寺の楓が見頃を迎える秋におすすめです。
- 白糸の滝
- 千如寺大悲王院
- トトロの森の散策路
バス日帰りツアー US$63〜 福岡発:糸島日帰りツアー|毎日催行保証
毎日の催行保証をうたう終日バスツアーで、日程が決まっている人に便利です。白糸の滝、森のカフェ、トトロの森、海岸のスポット数か所を訪れ、新鮮な海の幸と多言語ガイドが付きます。
- 白糸の滝と森のカフェ
- トトロの森と海岸のビュースポット
- 新鮮な海の幸と多言語ガイド



